ベンザリンを大量摂取するとどうなるの?

ベンザリン大量摂取(od)の問題点は?致死量はどのくらい?

 
ベンザリンは比較的副作用の少ない薬ですが、耐性、依存性形成という副作用があります。長く服用しているうちに薬が効かなくなり、すこしづつ量を増やしてしまう、また効かなくなる、また量が増える・・・こうなると、しまいには大量の薬を服用しないと効かないのでは・・と、心配になってきますね。
では、ベンザリンの大量摂取(od)が身体にどのような影響があるのか、危険性はどうなのかを、これから説明していきましょう。

 

ベンザリンの致死量は?

 

ベンザリン(ニトラゼパム)の致死量についてですが、正確なデータは、ありません。同じベンゾアゼビン系睡眠薬などから推測すると、人間が死に至るほどの量となれば、おおよそ数千錠を超える量になるでしょう。現実的に考えても数千錠となると、まず簡単には用意できないでしょう。用意できたとして、飲んでる最中に薬が効いてきて、すべて飲むのは不可能となるかもしれません。
しかしこれらはあくまで動物実験においてのデータであるということを忘れないで下さい。人間がどの程度で死に至るかというのは、わからないのです。どんな薬でも大量摂取というのは危険が伴います。

 

大量摂取(od)のもたらす危険性

結局、ベンザリンを大量に・・といっても数十錠程度を一気に服用できたとしても、命の危険はほぼないようです。しかし、リスクは当然あります。睡眠薬の作用が効きすぎて意識障害をきたし、傾眠状態となることもあるのです。傾眠状態とは、周りからの刺激で覚醒するが、すぐまた意識混濁状態になることです。また、呼吸機能が低下している場合には呼吸抑制の危険もあるのです。

 

ベンザリンも正しい用量を服用していれば、依存性があらわれることは少ないのですが、個人差もありますし、一度に大量摂取するなど、服用量を変えてしまうと、依存性が起こるかもしれないのです。
お酒の飲みすぎ、を想像してみましょう。アルコールにも似たような作用があり、依存性もあります。お酒をたくさん飲むとちびちび飲むよりも酔っ払うのが早く、酔うにつれて意識も朦朧とし、翌日二日酔いで苦しみ、やめようと思うけどまた飲みたくなる、そんな依存性がベンザリンにもあるのです。

 

ベンザリンの大量摂取には様々なリスクがついて回るということがわかりました。命を脅かすような危険性はなくても、通常の量を服用していれば副作用の危険も小さくてすむのに、大量摂取してしまったために上記のような様々な症状があらわれ、苦しむことになります。量を増やすということはそれだけ依存性の可能性を大きくするということであり、余計な副作用を増やしてしまうため、悪影響はたくさんあるのに、いいことはなにひとつない、と言えるのではないでしょうか。