ベンザリンの血中濃度最大時間・半減期はどのくらい?持続時間はどの程度あるの?

ベンザリンの半減期・持続時間


ベンザリンの半減期、および持続時間はどのくらいなのか、説明していきます。

 

血中濃度最大時間 半減期
約2時間 24時間~27時間

 

まず、血中濃度最大時間は約2時間です。薬の効果が現れる目安の時間です。ベンザリンを服用してその効果が最大になるまで2時間かかるということです。抗不安薬・睡眠薬の中ではあまり即効性の高い薬ではありませんから、飲むタイミングを決めることが大切です

 

次に、半減期ですが、24~27時間程度です。血中濃度が半減するまでの時間ですが、こちらのほうはだいぶ長い時間です。

 

たとえば睡眠導入剤にも様々な種類があります。効果は早く現れるけれど持続時間がとても短く、すぐ効き目がなくなる薬は超短時間作用型(半減期が2~4時間)に分類されます。一方持続時間がものすごく長い時間作用する、長時間作用型(半減期が50~100時間)に分類される薬もあります。ベンザリンについてみてみると、半減期が24時間程度ですから、様々な種類の睡眠導入剤の中でも大体まんなかあたりに存在する、中間作用型(半減期が20~30時間)に分類されています。

 

どのくらい効き目は持続するの?

先ほどもみましたが、ベンザリンの半減期は約24~27時間程度です。個人差はあるものの、持続時間も半減期と大体同じ24~27時間であると考えていいと思います。服用したら1日は薬の効果が持続し、その後徐々に効果が落ちてくると考えられます。
薬の効果が現れやすい人ならそれよりも長い時間、2~3日ほど効果が持続する人もいるかもしれません。個人差や環境もありますが、敏感な人は血中濃度が最高値の1/4になってもまだ薬の効き目が続くかもしれません。

 

ただ、3日以上過ぎれば血中濃度も1/8以下になるため、ほとんど薬の効果は失われているはずです。ですから、ほとんどの人はベンザリンを服用してから3日以上経過すれば持続時間は終了していると考えていいでしょう。

 

飲み忘れたときはどうすればいい?

 

ベンザリンの効き目はかなり長く続き、場合によっては翌日までうっすらと続く事もあります。そのため、寝る前に摂取するのを失念してしまって、入眠できなくなる場合もあります。

 

ただ、ベンザリンの場合は摂取する事を失念していてもそれほど焦る必要はありません。飲み忘れに気付いたタイミングで服用すれば、基本的には問題ありません。

 

ベンザリンを飲むと90分前後で血液中の成分の割合が最大になります。これは、睡眠剤の中ではやや遅い方なので、入眠効果が出始めるのはちょっと時間がかかります。とはいえ、全く入眠効果がないわけではないので、ベッドの中でじっと待っていればそのうち眠くなってくるはずです。

 

ただし、「90分前後で血液中の成分の割合が最大になる」という事は忘れないようにしましょう。飲んでからスマートフォンを弄っていたり、何らかの作業をしていたりすると、案外あっさり60分程度は経過してしまい、脳が興奮して眠れなくなってしまう可能性が高いです。ですから、通常時でも失念していた事に気付いて摂取する場合にも、ベンザリンを摂取したら、すぐにベッドに入って目を瞑り、入眠できるのを待つように心がけて下さい。

 

肝障害や腎障害がある場合の血中濃度の注意点

 

ベンザリンを摂取すると90分くらいで、血液中の成分の割合が最大になり、そこから徐々に血液中の成分の割合が下がっていきます。ちなみに、ベンザリン成分を腎臓や肝臓が排泄・代謝してくれるために、血液中の成分の割合が徐々に低下していってくれます。

 

そのため腎機能障害・肝機能障害などの人は、ベンザリンを摂取しても、排泄や代謝が滞って、血液中の成分の割合がダウンしなくなったり、血液中の成分の割合が異様に上がったりする場合があるので気を付けましょう。そうなると勿論眠気が長く続き過ぎたり、異常なまでの眠気に襲われたりする事になってしまいます。

 

ですから、腎機能障害・肝機能障害などの人は、ベンザリンを摂取する分量を少なくした方が良いかもしれません。どの程度少なくすれば良いのかは一般人に判断できる事ではないので、きちんとドクターに相談するようにしましょう。また、健康チェック等で腎臓や肝臓に問題がある事が分かったのであれば「ベンザリンがどのくらい効いているのか」という事も見直して、効き過ぎている場合がドクターに相談するようにしましょう。

 

大切な用事が控えているとき

たとえば一週間後に大切な用事が控えているとして、その日までに薬の効果がなくなっているという状態にしたいときはどうしたらいいでしょう。
そんなときはベンザリンの成分を体内から排出させるために、前もってベンザリンの服用をいったん中止したほうがいいでしょう。そのためにはいったい何日前から服用をやめればいいのでしょうか。ベンザリンの半減期は20時間ですから、最低でも1日以上前からやめたほうがいいでしょう。個人差を考えたうえで、若干時間にも余裕をもたせて対処できればより安心できるのではないでしょうか。